信州・蓼科高原
献上寒晒しそば®

寒晒しそばとは

諏訪の気候風土を利用した幻のそば

諏訪地域の気候風土を利用して、厳寒期の清流に玄そばを浸した後、引き上げて緩慢凍結・乾燥を繰り返し、その後、夏まで土蔵に保存した特別なそばです。(諏訪地域の「凍み」(しみ)を利用した伝統的な加工食品は、寒天、凍み大根、凍りもち、凍み豆腐などがあります。)
製造法の一部は、江戸時代の著書「蕎麦全書」に記されていますが、伝統技術、製法が明治時代に途絶えたため幻となっていました。
「献上寒晒しそば」は現在、茅野市の「八ヶ岳蕎麦切りの会」により生産・提供されています。
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  • 将軍家への献上品

    寒晒しそばは、江戸時代に諏訪の高島藩と高遠藩だけが、夏の土用に「暑中寒晒しそば」として将軍家に献上していました。
    茅野市史によると、寒晒しそばは旧十八ケ村(現茅野市)から高島藩に上納していました。
    当時としては高い技術を要し、かなりの高級品であったことがうかがわれます。
  • 夏の土用に食べられる最高のそば

    「献上寒晒しそば」は、寒晒し加工により、雑味が抜け、舌ざわりが良く、もちもちとした食感で甘みのあるそばとして信州そばの最高峰に位置づけられる名産品です。
    寒晒しそばを食したお客様千二百人の評価は、百点満点中平均九十一点と極めて高い評価をいただきました。
    当時を偲び、夏の土用に食べていただこうと、地元の農家、製粉企業、そば店が一体となり復活させたこだわりの地元産手打ちそばです。
  • 注目される寒晒しそばの成分

    そばは、タンパク質、脂質、炭水化物、灰分、無機質、食物繊維、ルチンが多く含まれています。寒晒し加工してもこれらの成分変化が無くルチンが豊富に含まれています。(※ルチン…抗酸化物質のポリフェノールの一種。穀物では唯一そばにしか含まれない成分。血圧や血糖値を下げ、すい臓機能を活性化させる作用があります。ビタミンCと同時に接種すると毛細血管を強化する作用が一層強まる性質があります。)
    特に「献上寒晒しそば」は、血圧の低下、肝機能や腎機能の改善、血糖の抑制、精神安定などに効果のある注目の成分「ギャバ」が通常のそばに比べ二・七倍も含まれていることがわかりました。 信州大学井上直人教授「寒晒し蕎麦の品質分析」(H19)から一部抜粋
  • 将軍家への献上品

    寒晒しそばは、江戸時代に諏訪の高島藩と高遠藩だけが、夏の土用に「暑中寒晒しそば」として将軍家に献上していました。
    茅野市史によると、寒晒しそばは旧十八ケ村(現茅野市)から高島藩に上納していました。
    当時としては高い技術を要し、かなりの高級品であったことがうかがわれます。

お問い合わせ

八ヶ岳 蕎麦切りの会(事務局:勝山そば店)電話:0266-82-3556 https://yatsu-kiri.wixsite.com/sobanokai
協力/茅野商工会議所・茅野市・茅野八ヶ岳そば振興会議